ヒメボクトウ撲滅大作戦概要
《ヒメボクトウ撲滅大作戦について》
幸水は徳島県のなし生産量の約45%を占める重要なブランドですが、老木化や萎縮病による樹勢低下により生産量は減少傾向にあります。
さらに、2005年にヒメボクトウ幼虫による被害が初めて確認されて以降、被害は急速に拡大し、幸水の生産量低下に拍車をかけています。
ヒメボクトウ幼虫は長期間(3年程度)樹幹内部で加害する難防除害虫で、駆除・防除が難しいとされてきましたが、生物農薬(天敵線虫)の「バイオセーフ」が効果的であることが解ってきました。
その事から、徳島県も参画した共同研究により、ヒメボクトウの加害予防に効果的で、かつ安全安心な性フェロモンを用いた交信かく乱剤が開発されました。(2011~2013)
また、なしにおけるヒメボクトウ防除の全国初となるモデルケースとして、なし生産者、農協、メーカーの協力を受け、
100haの広域実証を行ったところ、効果は絶大で、処理したほ場の侵食害は僅かという結果が得られました。(2014)
こうした取り組みから、2015年度よりヒメボクトウ交信かく乱剤「ボクトウコンH」が発売されることとなり、国の
補助事業を活用し、交信かく乱剤と生物農薬によるIPM防除技術を早急に普及定着させることで、
ヒメボクトウを撲滅する大作戦を展開しています。
※関係者の皆さんには引き続きご協力よろしくお願いします。
ヒメボクトウ参考画像
【被害枝】
【被害枝の断面】
【ヒメボクトウの幼虫】
【ヒメボクトウ成虫】

